ボンガイチニョを目指す生活

いつでもノーテンキ。 趣味は哲学・映画・音楽・バイク。

BRAHMANの新アルバム「梵唄」武道館公演を踏まえてレビュー

こんにちは。

ボンガイチニョです。

 

今日はBRAHMANの5年ぶりのフルアルバム「梵唄」のレビューを書いていこうと思います!

「梵唄」の曲はほとんど武道館ライブ「八面玲瓏」で披露していたのでそれも何曲かピックアップして踏まえてレビューします!

 

bongaitinyo.hatenablog.com

 (前回のレビューはこちら)

 

 一曲目の「真善美」

新曲です。この曲は最初聴いたとき正直言ってビビってくるものはありませんでした。もちろん良い曲ではあるんですが最近のBRAHMANって感じで比較的僕の好みからは外れていました。

しかし、武道館公演に行って印象がめちゃくちゃ変わりました。武道館公演のセットリストはたぶんいろいろなところから出ていると思うのでわかると思いますが、この新曲をラストの一曲に持ってきたんですよね。

武道館公演とか記念ライブとかのライブでは、大体かなり古い曲とかいわゆる有名曲などを持ってくることが多いと思います。

BRAHMANはあえて新曲を最後に持ってきた。すごい度胸だと思います。

武道館公演はDVDがたぶん出ると思うので詳細には書きませんが、最後の「幕が開くことは終わりが来ることだ 一度きりの意味をお前が問う番だ」のところの演出が本当にカッコ良かったです。

この曲を最後に持ってきたことに残念がるファンもいると思いますが、今のBRAHMANの想いがひしひしと伝わってきてとても良かったです。

 

二曲目「雷同」

新曲です。ギターリフがめちゃくちゃかっこいい!イントロの一音目から「お!」と思わせられるようなそんな曲です。

歌詞の内容的には「多数の意見にのみ込まれず意見を表明しろ」って感じですが、BRAHMANの決意表明のように感じました。

 

四曲目「AFTER-SENSATION」

新曲です。テンポが急変化するのですが、それがいい感じにまとめられていて、かつ力強い一曲です。

全く違う曲調ですが、個人的に「鼎の問」とかなり近い内容の曲なのではないかと思っています。震災の後の生活や想い(おそらく復興支援などを通じて実際に感じた生活や想い)についての曲なのではないでしょうか。

「目には見えないけれど後に残っている感覚」「帰ることは(帰村という意味でも昔に戻ると言う意味でも)できないけれど覚えているあそこ・あのとき」を今どう受け止めるかということを考えた曲なのではないかと勝手に思っています。

 

12曲目「満月の夕

この曲は阪神淡路大震災のときにソウル・フラワーユニオンの中川敬さんとヒートウェイブ山口洋さんが共作した楽曲です。被災地でも生演奏されていたそうです(そのころギリギリ生まれていなかったので当時のことは知りません)。

BRAHMANの「満月の夕」を生で聴いたのは2015年のRush Ballです。当時感動でかなりショックを受けたのを覚えています。

武道館でも演奏されたのですがそのときとはまた違った聴こえ方がして、また感動しました。

 

 

 他の曲もとてもよかったです。新曲は新曲でよかったですし、再録の曲もアレンジが効いていて進化していました。

BRAHMANのファンだったという方は一度手にとって聴いてみてもよいのではないでしょうか。またBRAHMANなんて聴いたことないという方も聴いてみたらハマるかもしれませんよ。

 

 

では。

 

バイク用ブーツAVIREX YAMATOがなかなか手ごわい...

こんにちは。

ボンガイチニョです。

 

先日も記事にしたのですが、いまだにAVIREXのYAMATOというバイク用ブーツでシフトチェンジができません...。

 

bongaitinyo.hatenablog.com

 (先日の記事はこちら)

 

この記事を書いてから毎週一週間の半分くらいは普段履きするようにしているのでかなり履きジワがついてきたし革も柔らかくなってきました。

かなり足に馴染んできて普段履き程度だとまったく問題なく、走ることも可能なくらいです。

 

しかし!!

バイクに乗ると話は別。まったくシフトチェンジがうまくいきません。

最初は革が硬いことが理由だと思っていました。しかし、ここまで柔らかくなってきてまったくシフトチェンジがうまくいかないというのは少しおかしいのではないか、と思い始めました。もしかしてブーツ履いてないのでは?と錯覚するくらい柔らかくする必要がある可能性も...。(というかDUKEくんのライディングポジションは結構スポーティでシフトペダルも比較的高い位置にあるため、DUKEくんにこのブーツは無理なのではないか...?)

次に思いついたのは、僕のシフトチェンジの仕方がおかしいのではないかということです。

僕は手足がかなり小さいので、シフトアップの際に足首を使ってシフトペダルの外側をくるっと超えてシフトペダルの下に足をもっていく一般的(?)なやり方(説明力不足...)ではなく、シフトペダルとステップの間に足をまっすぐ突っ込んでシフトアップする癖があります。ブーツをはくと、足の厚みがかなり大きくなるのでうまくいかなくなっているのでは?と思いました。

しかし、意識して一般的なやり方でシフトチェンジしてもひっかかってうまくいかない...。

 

ここで僕は思いつきました!

シフトチェンジのときにかかとが引っかかって足が回らないのだと!

僕は免許取得の際に一生懸命勉強しすぎたせいで、教本に書かれていた「バイク用ブーツ=かかとのあるもの」という先入見に凝り固まってしまっていました。そのためレーシーなデザインのブーツはかかとがないし高いし高いし高いし...ということでかかとがあって比較的安価なYAMATOくんを選びました。

しかしヅケくんにはあまり純正状態のYAMATOくんが合わなかったんです...。

 

それで、かかとが引っかかるならかかとの内側(前方)の角を落とせばいいじゃない、と思い立ちました。

というわけで今日カッターナイフと棒状の金ヤスリで角を落としてやろう!と作業を開始しました!

 

しかし.......。

靴底の合成ゴムが硬い!!アスファルトの上をあるいても大丈夫な耐久性のあるYAMATOくんの前にはカッターもヤスリも歯が立ちません...。

結局若干の傷をつけただけでした...。

 

貧乏学生なのでレーシーな感じのブーツやシューズを買うほどお金はないし、せっかく諭吉さんをはたいて買ったYAMATOくんをただの普段履きのブーツにしてしまうのはもったいないし...(1万5,6千円で革のブーツは安いっちゃ安いんですけどね)。

 

どうすればいいですかね?

 

では。

 

BRAHMAN 「八面玲瓏」武道館公演!

こんにちは。

ボンガイチニョです。

 

2018年2月9日BRAHMANのキャリア初となる武道館ライブ「八面玲瓏」に参加して参りました!

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めちゃくちゃよかったです(ボキャ貧)!

前情報からわかっていたのですがステージが八角形。360度どこからでもステージが見えるようになっていました。

今回残念ながらアリーナスタンディングのチケットを外してしまったので、二階のスタンド席から観ました。位置は北東スタンド。ちょうど正面向かって右奥くらいで、ギターのKOHKIの背中が斜めに見えるくらいの位置でした。

 

セットリストは割愛しますが、水曜日に発売されたアルバム『梵唄』に収録されている新曲を含めて、比較的最近の曲多かった印象があります。

アルバム『梵唄』などでゲストアーティストとコラボした楽曲を、そのゲストアーティストを招いて演奏する機会が多かったのが理由のひとつでしょう。

MCでTOSHI-LOWが言っていた「感謝」や「人に頼ること」という昔のBRAHMANからは考えられないような現在のBRAHMANの姿勢を表現する選曲だったのかなと思います。

 

僕ははっきり言って昔ののBRAHMANの曲の方が好きですが、今のBRAHMANの曲やライブも成長というか心境の変化というかが感じられるし、その変化も真っ当だと思います。

月並みな言葉で書くのが恥ずかしいですが、「魂のこもったライブ」なんだと思います。

鼎の問のときには少し泣いてしまいました。

武道館ということでいつものように客席に飛び込んだり、殴ったりすることはなかったですが(MCでもおもしろおかしく言っていました)、それでもBRAHMANBRAHMAN。素晴らしいライブでした。

 

BRAHMANのライブは毎度演出がカッコイイのですが、今回もとてもよかったです。映像もライトの演出も最高でした。

また僕がBRAHMANのライブで一番良いと思うのは曲と曲のつながりです。

賽の河原からBASISの流れとSEE OFFからBEYOND THE MOUNTAINの流れはやばいですよ(ボキャ貧)。

 

総括するとBRAHMANの武道館公演は最高!!!!!!

 

 

3月にもツアーの大阪公演に行く予定ですので楽しみです!

 

では。

 

今月読んだ本(2018年1月)

こんにちは。

ボンガイチニョです。

 

備忘録的に今月読みおえた本を書いておきます。

 

 

 

村上靖彦レヴィナス――壊れものとしての人間』

今月からレヴィナスをじっくり読んでみようと思い『全体性と無限』を読み始めました。前も書いた通り、『存在の彼方へ』を読みたかったのですが、その異常な文体に惹かれるもののこのまま読んでいても得るものが少ないと思い適当に『全体性と無限』をチョイスしました。

レヴィナスはまるっきり読んだことがないので入門書を何冊か頭に入れて読みたいと思ったので村上先生のものを選びました。

評判通りわかりやすい内容でした。副題の通り「人間は壊れる可能性を持つ」という視点からレヴィナスの哲学を外傷の哲学として読んでいます。また、そこから人間の治癒の可能性をさぐるという治癒論的に展開していきます。人間の「傷つきやすさ」に着目したところ、この本を単なる入門書を超える著作にしています。

 

同上『自閉症現象学

同氏が現象学を用いて、自閉症児の経験構造を内側から描いた著作。

自閉症児の経験構造を描いたものではあるが、逆投射されるかたちで私たち(定型発達)の経験構造が精緻に描き出されています。かなり勉強になりました。

村上先生の描画能力というか、複雑な現象を図示するかのようにうまく言語化し論理構造を明瞭に描き出す能力には脱帽です。

最近ネットでたたかれているという噂も聞きましたが、そんなにたたかれるような内容ではないと思います笑。

フッサール現象学を再検討するかたちで書かれているところがありますが、フッサールにそこまで詳しくないですが読みやすかったです。

ある章を読んでラカンに手を出してみようかなと思いました笑。

 

ルイス・キャロル不思議の国のアリス

これはムーミンで有名なトーベ・ヤンソンが挿絵を描いているバージョンです。かわいらしくもどこか不気味な雰囲気の挿絵がとても良いです。

なぜいまアリスか?

それは先日京都みなみ会館さんでシュヴァンクマイエルの『アリス』を見たからです笑。

アリスの世界はナンセンスがそこら中にちりばめられています。意味を持たない言葉の連なりに満ちています。当然まったくもって映像化不可能です(「顔なしのニヤニヤ笑い」など映像化不可能でしょう)。

シュヴァンクマイエルはそのような視点から離れ、アリスの世界を夢の世界と捉えました。目を閉じないと何も見えない世界です(暇があればシュヴァンクマイエルの『アリス』も記事にします)。

僕はアリスの世界にもう一度触れようと思い読みました。

異常な縮尺、異常な生き物、異常な論理...。

 

エマニュエル・レヴィナス『倫理と無限 フィリップ・ネモとの対話』

この本もレヴィナスの入門として読みました。レヴィナス本人の思想の解説はいわば公式見解のようなもので読解のひとつの軸に据えることができるでしょう。しかし村上先生が『レヴィナス』のなかで述べていたように、レヴィナスをいかに解釈するか、この公式見解からいかに遠くまで行くかが問われます。がんばりたい。

 

村岡晋一『対話の哲学 ドイツ・ユダヤの思想の隠れた系譜』

レヴィナスをやるなら当然ユダヤ思想を押さえておかなければなりません。また、自分の研究関心からも「対話」というテーマは遠くないので、かなり真剣に取り組みたいところです。

ローゼンツヴァイクを読んでみたいなと思ったのですが、主著の『救済の星』を読もうと思ったのですが、かなりの大著であること、値段が1万円以上であること、図書館で貸し出し中だったことなどの原因からローゼンツヴァイクに言及しており、その周辺にも目が配られている村岡先生の本を選びました。

 

では。

 

390DUKEでゆく!明石ツーリング!

こんにちは。

ボンガイチニョです。

 

おととい赤穂にツーリングに行こうとかねてから計画していたのですが、路面凍結でいけずじまいでした...。

今日は明日の朝が早いということもあって赤穂まではいけませんでしたが明石に行ってきました!

 

高速を使わず国道2号線を走っていきました。

日曜日ということもあってかたくさんバイクが走っていました!

ドゥカやハーレーをみるとやっぱりテンションが上がりますね笑

VMAXも走っていました!やっぱりカッコイイ!!

 

そうこう走っているうちに舞子公園に到着!

舞子公園のすぐ近くにアジュール舞子という人工の砂浜(?)があるのですが、そこに無料でバイクをとめることができます。

明石といえば明石海峡大橋

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明石海峡大橋に臨むDUKEくん。カッコイイ!)

明石海峡大橋といえばせとうちわたるくん!かわいい!

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(場所は橋の科学館という明石海峡大橋の下にある施設です)

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(わたるくんグッズも豊富)

わたるくんの小さいほうのぬいぐるみを購入しました!

 

 

舞子公園でヘルメットを落として後ろのベンチレーションの部品が取れてしまいました...。

しかしすぐそばにいたCRF乗りのお兄さんが手助けしてくださりなんとかなりました!ありがとうございますお兄さん!

 

 

舞子公園を後にして明石駅付近にある魚の棚商店街へ。

魚の棚商店街に行きたい方は国道2号線の明石駅前という交差点を明石駅と反対側(海側)のほうに曲がると右手の歩道にバイク用の駐輪場があります!

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一時間無料でやさしい!

今回は魚の棚商店街のなかにある「ギャラリーであい」さんで明石焼きをいただきました。

本場では明石焼きと言わず玉子焼きというそうです。

たこ焼きと形こそ似てはいますが中身は別物。

明石焼きはたこ焼きと違い粉もんというよりかは丸めた卵焼きという感じです。玉子焼きと言われているのも納得です。

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明石焼き。10個で500円。15個で600円。税抜き価格です。)

出汁につけて食べるのですが、この出汁がうまい!

中のタコもうまい!

結構ずっしりきてお腹がふくれます。

 

今回は標準時子午線を通ってる天文博物館や明石城跡などはいきませんでした。

次明石を訪れることがあれば行ってみたいですね。

 

今の時期のツーリングは路面凍結などで山のほうのワインディングとかはいけないので少し物足りない感じでしたが観光はしっかり楽しめたのでよかったです!

春になれば龍神スカイラインなどを走ってみたいですねー。

 

では!

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390DUKEでゆく!堺市美原区のカレー屋ブーメラン!

こんにちは。

ボンガイチニョです。

 

今日は堺市美原区のカレー屋ブーメランさんに行ってきました!

 

今日は本当は兵庫の赤穂までいってカキを食べに行こうと思っていたのですが、寒波のせいで朝は雪がうっすら積もっていてバイクで遠出するのは危険と判断し中止にしました...。

夕方からはところにより雪という予報だったので大事をとりました。

路面凍結や積雪の前にDUKEくんは無力...。ざんねん。

 

というわけでお昼のうちにぱっと行けるブーメランさんに行くことにしました。

ブーメランさんには何度もお邪魔したことがあるのですが、ヅケくんでいくのは初めて。

先日買ったマウントにスマホを取り付け、Googleマップを起動!出発!

最初はスイスイと調子よく進んでいたのですが、途中から明らかに狭い道路をくねくねと進まされ、最終的には自動車通行禁止区間に...。

ルートを変更しましたが、車で移動する設定にしているのに自動車通行禁止区間を通らせようとするGoogle大先生...。

 

そんなこんなでちょっとしたロスもありつつも無事ブーメランさんに到着しました!

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(やはり

ヅケくんはかっこいい…)

 

いつも行くのは土日のお昼時なのでかなりこんでいるのですが、今日行ったのは平日のお昼すぎ、かなりお客さんが少なくてゆったりできました。

今日食べたのはカニクリームコロッケカレー大盛目玉焼きのせ!

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 (見ただけでわかるうまさ!)

 

カレーがくるまでに先に出されるサラダとピクルスで気持ちを盛り上げておきました笑

目の前にカレーが出てくると、スパイスのいい匂いで口がカレーの口にされてしまいます笑

今日も一口食べると止まらず一気に食べきってしまいました!

 

実は僕は大のカレー好きでいろんなカレー屋に行ってるのですがブーメランさんが一番好きなんですよね。

辛さは普通と辛口しかないのですが、普通でも結構辛いです。辛いのが苦手な人はトッピングで目玉焼きや生卵を頼むとマイルドにできます(生卵をカレーかけて食べるのって大阪だけですかね?)。

僕は辛いのが苦手というわけではなく、単に卵好きなので目玉焼きをトッピングしました。

辛いといっても唇が痛いような辛さではなく、スパイスが効いていてお腹の底からあったまるような辛さです。

カレーのサイズもかなり細かく設定できて、並盛、並盛と大盛の間、大盛、大盛と特盛の間、特盛があります笑

特盛はかなり多いので(ご飯の量が800gくらいかな?わかりません...)よく食べる人にはおすすめです。

 

明後日も休みなので凍結や積雪なかったらツーリングリベンジしようかなあ...。

 

では。

 

エマニュエル・レヴィナス『全体性の無限』読み始めました

こんにちは。

ボンガイチニョです。

 

今月からエマニュエル・レヴィナスに『全体性と無限』を読み始めました。

訳は岩波から出ている熊野訳を用意しました。

レヴィナスを始めて読む人は合田訳のほうがいいという声も聞こえてきましたが、いかんせん本が分厚くて重くて持ち運びにくいので…。

文庫は安くて持ち運びやすくて最高ですね。

もちろん熊野訳も定評があり、どっちの訳が優れている劣っているというわけではありません。

 

 

選書理由

 

なぜ『全体性と無限』なのか?というところを書いていきたいと思います。

僕の興味関心は昨年から一貫して「本当の意味でのj他者は到達不可能である。にもかかわらず他者との対話が成り立っていると思い込んでいる。他者と出会い日々を暮らしている。これはどういうことか?」という問いにあります。

到達不可能な他者、私という同からつねにはみ出してしまう外部としての他者がレヴィナスにおいて論じられているようなので、ちょっと真面目にレヴィナスを読んでいこうかなと思いました。

 

僕は「私」の自己同一性とはどのように保たれるのか、そもそも自己同一性はありえるのか、というテーマを持っているので、「同の中の他」というモチーフが出てくる『存在の彼方へ』(原題「存在するとは別の仕方であるいは存在することの彼方へ」)を読もうと思ったのですがこれがまた難解です。

体言止めの濫用、文意の取りにくい言い回し、同じようなフレーズが繰り返し用いられる一見堂々巡りの議論...。

(ちなみに僕が好んで読む西田幾多郎も同じようなフレーズを繰り返すばかりで近づきがたい文体です。少し似ているかもしれません。小林敏明先生が指摘されていますが西田とレヴィナスの間に思想上の類似も見られるようです。比較研究という視点から読めるとまた新しい読みができるかも?)

これはある程度レヴィナスのノリについていけるようにならないと無理だなということで主著のひとつである『全体性と無限』を読み始めました。

 

また、レヴィナスのノリについていくということで、並行して入門書を何冊か読んでいきたいと思っています。参照軸をつくることで読みやすくなればよいかなという感じで軽く読み進めていく予定です。

 

現在読んでいる入門書は村上靖彦先生の『レヴィナス 壊れものとしての人間』です。

精神分析精神病理学の視点を導入しながら主に外傷・狂気あるいは治癒といった視点からレヴィナスの思想をかみ砕いて解説しています。初期から後期までのレヴィナスの思想を概観できるところも入門に最適ではないかなと思います。

 

というわけでこれから『全体性と無限』を読んでいきたいと思います。

おすすめの入門書や研究書があれば教えていただけると幸いです。

 

では。