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ボンガイチニョの日常世界

いつでもノーテンキ。 趣味は哲学・映画・音楽・バイク。バイクは免許取得中。

【映画】「シン・ゴジラ」だけじゃない!おすすめ名作実写邦画3選!(適当におもいついた編)

映画

こんにちは。
ボンガイチニョです。

昨日はおすすめのアニメ映画を3作品紹介しましたが、今日はおすすめの実写の邦画を紹介していきたいとおもいます。

昨日の記事はこちら

 

bongaitinyo.hatenablog.com

 

2016年は庵野秀明監督のシン・ゴジラが大ヒットし、邦画復活の年と言われましたね(だれがいったのか知りませんが・・・)。
ネットをサーフィンしていると、「映画は邦画しかみない!!」という洋画至上主義の方が多いですね。
しかし!邦画にも名作はたくさんあります!
今日はそんな名作邦画を紹介します。

 

 

不朽の名作!「七人の侍」(1954)

「古い!古すぎる!」とおもった人もあるかもしれません。
しかし、やはり名作邦画を語るには黒澤明監督「七人の侍」を外すことはできません。

あらすじ
野武士たちが村民を脅かす戦国時代のある農村が舞台。
村民たちは、野武士たちが麦の収穫期に村を襲いに来ることを知る。
野武士の略奪に従うか、それとも反抗するかでもめる村民たちであったが、長老の決定で武士を雇い野武士の略奪に抗うことに決める。
そして、利吉、茂助、万造、与平の4人は町に出て自分たちを指導してくれる侍を探す・・・。

おすすめポイント


古い映画だからってバカにするのは間違いです。巨匠黒澤明監督のすばらしい演出が光ります。
望遠カメラを多用するスタイルや戦闘中のスローモーション、そしてなんといっても雨の演出。
すべてがしっかりと機能しています。
また、黒澤明監督の作品はリアリズムの追求が特徴なのですが、例にもれずリアリティがものすごいです。画の作りこみがハンパない!(語彙力不足)
黒澤明監督と聞くと「芸術映画で敷居が高そう・・・」と思うひとも少なからずいるとおもいますが、この作品はシンプルにストーリーがおもしろいです。
休憩をはさむ207分の映画でとっても長いのですが、気にならないほどおもしろいですよ。
この映画、実は白黒映画なんですね。古くてもイイものはイイんですよ!(キレ)
七人の侍」、白黒映画デビューにいかがですが?
余談ですが、僕がはじめて見た白黒映画はスタンリー・キューブリック監督の「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」(19641)なのですが、その話はまた別の機会に。

黒澤明監督の他の作品


かなり作品数が多いので紹介は一本だけにします。
羅生門」(1950)がおすすめです。
この映画のもっともすばらしいところは雨の演出です。
白黒でも雨が映えるように水に墨汁をまぜて散水するほどのこだわり。さすが巨匠です。

 

ぶっとんでる!「地獄でなぜ悪い」(2013)

園子温監督の作品です。すばらしくぶっとんでます。すごーい!

あらすじ


極道・武藤組の組長・武藤大三は、娘のミツコを主演にした映画製作を進めていた。
それは服役中の妻・しずえの夢であり、出所までに完成すると約束していたからだ。
しかし、ミツコの失踪により映画製作は遅れてしまう。
そこで、通りすがりの普通の青年・橋本公次を監督に、スタッフやキャストは全員自分の子分のヤクザで構成した。
公次は映画など作れるはずもなく、映画の神様を信じるうだつのあがらない映画青年・平田純に助けを求める。
さらに、武藤組と対立する池上組の組長で、ミツコに恋心を抱く池上純と池上組全体を巻き込んで物語は進行する・・・。 

おすすめポイント


この映画はすごいですよ。
はてしなくハイテンションで急展開。
全編通して驚きの連続です。
また、この映画をみて強く感じるのは園子温監督の映画観です。
映画のテーマが映画製作というメタ的な視点設定で、園子温監督の自己批判(ひいては世の中の映画製作者批判)がひしひしと伝わってきます。
長谷川博己演じる平田純のふるまいに、園子温監督の描く理想の映画監督像がみえますね。
「ホンモノの映画ってのはこうあるべきなんだ!」という姿が映画内で描かれるというおもしろい構造になっています。

 

園子温監督の他の作品


僕がみたのは「愛のむきだし」(2009)と「ヒミズ」(2012)です。
両作品ともにとてもおもしろかったですよ。
ただ園子温監督の作品はひとによって合う・合わないがはっきりとわかれるとおもいます。
しかし一回みてみないと世界は開かれない!
みてから褒めるもよし!ボコボコにたたくもよし!(上から目線でごめんなさい・・・)

 

青年期の残酷さを描く名作!「リリイ・シュシュのすべて」(2001)

岩井俊二監督が「遺作を選べたら、これにしたい」と言っている作品です。
すばらしい映画です。 

あらすじ

田園の広がる地方都市で暮らす中学生の蓮見雄一は、同級生の星野修介とともに剣道部に所属し日々を暮らしていた。
しかし、学校で突如荒れだした同級生の星野修介にいじめを受けるようになる
そんな雄一の唯一の救いはリリイ・シュシュというアーティストの歌を聞くことだった。
雄一「リリフィリア」というファンサイトを主宰し、様々なリリイファンと交流する。
そんな中、「リリィフィリア」で【青猫】という人物に出会う。
日を追う毎に過酷になっていく現実と、リリイの歌の世界とのギャップを埋めるように【青猫】と心を通い合わせていく雄一。
そしてついにリリイのライブで【青猫】と対面する。

 

おすすめポイント


この作品で岩井俊二監督はすさまじい思春期の世界を表現しきっています。
閉塞感にみちて、暴力的で、壊れやすい。そんな思春期の世界を見事に描いています。
途中かなりの時間ハンディカメラを使ったシーンがあったり演出も凝っています。
また田園地帯という舞台設定も、思春期の閉塞感を表現する装置になっています。
この時期の子どものもつ残酷さ・暴力性・脆さがありありと感じとれます。頭を殴られるような衝撃がありました。
心地よい映画ではないですが、心に響くものがあり一見の価値があります。


岩井俊二監督の他の作品

 
賛否両論ある「スワロウテイル」(1996)、最新作の「リップヴァンウィンクルの花嫁」(2016)などありますが、僕が「リリィ・シュシュのすべて」の次におすすめしたいのは「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」(1995)ですね。
今年の夏に「物語シリーズ」や「劇場版 魔法少女まどか☆マギカ」などで有名な新房昭之監督の手によってアニメ化されるそうです。
「ほんとに大丈夫か?」とおもわないこともないですが、楽しみにしたいとおもいます。

 

 


他にも紹介したい作品はありますが、記事をすわって書いていると腰にくるのでここで終わっておきたいとおもいます笑。

では。