ボンガイチニョの日常世界

いつでもノーテンキ。 趣味は哲学・映画・音楽・バイク。

【哲学】ベンヤミンの「複製技術時代の芸術作品」よみました

こんにちは。

ボンガイチニョです。

 

かなり前の話になるのですがヴァルター・ベンヤミンの「複製技術時代の芸術」をよみました。

 

映画についてのレポートを書く際に参照したのですが、思っていた以上に読みやすくスッと読めました(読めたと思い込んでいます…)。

 

「複製技術時代の芸術」の議論の中心になっているとも言えるのがアウラという概念。

アウラとは大雑把に説明すると芸術作品の一回性というか「いまここ」性といえるものです。

 

しかし僕が注目したいのはアウラではなく、「先に挙げたさまざまなカメラの技法は、精神病者や夢を見る人の個人的な知覚様式の、集団知覚による取り込みを可能にする、それだけの数の手続きということになる」(「複製技術時代の芸術」、ベンヤミン)という一節です。

映画という装置は個人的な幻想を集団的な幻想へと変貌させるのです。その人固有の経験を他者へ共有させる…この意味では「いまここ」性たるアウラの議論に繋がるかもしれません。

 

シュヴァンクマイエルはよくストップモーションを用いて非生物に生物的な運動を行わせます。例に挙げるならば「肉片の恋」や「アッシャー家の崩壊」が適切でしょうか。

 

個人に固有の経験が他者へ共有される(個人の夢が他者へ共有される)という性質は、なかなかおもしろいです。

 

本当にとりとめのない話でしたが以上です笑

 

では。